陳情等の受理状況→こちらをご覧ください。
(1)歩行者優先の必要性について
堀坂、六角坂は、礫川小学校、柳町小学校をはじめ、学校教育施設の通学路となっています。地域には高齢者も多く、歩行者の安全確保が必要です。
しかし、実際は、両坂とも道が狭く、特に堀坂は、車が片側を走る時でさえ、歩行者は危険を感じて立ち止まらざるを得ません。幹線道路の渋滞回避で通過する車も多く、六角坂では、大型車両通行禁止を無視する車や路側帯を越えて走る車が多いです。過去には死亡事故が発生していることも考えると、速度を落とさざるをえない構造の歩行者用通路の必要性は極めて高いです。道路拡幅を伴う開発を行う業者等は、特に「歩行者優先」「子供やお年寄りが安心して歩行できる空間」の確保が求められています。
ところが、現在進行中の堀坂の拡幅を含む開発計画で、事業者は建築計画の全体像を一向に説明せず、行政庁もまちづくりの構想を説明していません。また、行政庁が近隣住民に説明した「まちづくりのための堀坂拡幅開発工事」というところでは、事業者の説明会での説明と異なっており、住民はその開発意義にも疑問を感じております。
さらに、事業者の開発計画案では歩車道分離の方式すら示されず、東京都福祉のまちづくり条例、文京区福祉環境整備要綱の事項を満たしません。
このままだと、ただ車道が拡幅されるだけで、交通量が増え、接続する周辺の狭窄道路等での渋滞、混雑化の発生も予測され、歩行者にとって一層危険な道となります。
事業者には、車寄せ、歩車道分離、緑地帯などの設置が強く求められます。
(2)歴史に配慮したまちづくりの必要性について
両坂道の周辺は、区内外から散歩者が訪れる歴史のある街であり、堀坂の道標や区教育委員会の看板が設けられています。
平成13年の「まちづくり」の理念に沿い、歴史を感じられる情緒ある空間とすることが、地域ひいては区全体の評価を高めると考えられます。
東京における自然の保護と回復に関する条例も接道緑化を求めています。事業者においては、「くらしの道ゾーン」のような樹木による歩車道分離、歩行者優先の道を整備し、地域の環境に寄与する開発を求めたいです。
(3)まとめ
以上のことから、堀坂、六角坂の開発では「豊かな緑地帯を伴う歩行者優先道路」の整備、「歴史性に配慮した歩行者空間」の形成を行うことを求め、下記の事項について陳情いたします。
陳情事項
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受理 番号 | 受理 月日 | 件 名 等 |
1 | 1/28 | 「新福祉センター及び教育センターにからみ「子ども施設」に関して・建設地、内容について」に関する陳情 |
2 | 5/12 | 「郵政民営化見直し」に関する陳情 |
3 | 6/5 | 安全確保のお願い |
4 | 6/5 | 陳情書(湯立坂沿いの地域における建築について) |
5 | 6/11 | 医師・看護師などを大幅に増員するための法改正を求める陳情 |
6 | 6/12 | 過剰な農薬取締法により、植物からなる、農業用有機資材を締め出す不法な行政指導の改善を求める意見書提出に関する陳情書 |
7 | 6/30 | (仮称)文京目白坂計画 建設についての要望書 |
8 | 7/8 | 警察・検察に議会活動への妨害中止を求める要請 |
9 | 7/30 | 公共施設樹木等への農薬使用削減に関する陳情 |
10 | 7/30 | 公共施設内での殺虫剤の使用に関する陳情 |
11 | 9/1 | 「地方消費者行政の抜本的拡充に必要な法制度の整備及び財政措置を政府等に求める意見書」を提出することを求める件に関する陳情 |
12 | 9/1 | 消費者行政の体制・人員・予算の抜本的拡充を求める件に関する陳情 |
13 | 10/2 | 「春日・後楽園駅前地区市街地再開発計画」に関する陳情書 |
14 | 10/28 | 陳情書(堀坂、六角坂の開発に関する陳情) |
15 | 10/31 | 「春日・後楽園駅前地区市街地再開発計画」に関する陳情書 |
16 | 11/4 | 目白台公園整備二期工事に関する陳情 |
17 | 11/5 | 助産所における妊婦健診公費負担票の使用に関するお願い |
18 | 11/10 | 林町住宅マンション建替工事用中型車輛の「網干坂」特別通行許可について (請願)※ |
19 | 11/18 | 旧元町小学校校舎等の暫定利用計画について(要請) |
20 | 11/26 | 陳情書(ペット移動火葬車を使った火葬に関する陳情) |
21 | 12/4 | 「春日・後楽園駅前地区市街地再開発計画」に関する要望書 |
22 | 12/10 | 「春日・後楽園駅前地区再開発」への期待 〜文京区の商店街全体が活気づくような再開発の早期実現を〜 |
23 | 12/19 | 『春日・後楽園駅前地区市街地再開発事業』の早期実現を望みます! |
24 | 12/26 | 早急な再開発事業の推進の必要性について |
(注)陳情書の取扱いについては、議長においてその取り扱いを決定し、議会運営委員会での配付を原則とする。
※受理番号18 については、紹介議員なしのため陳情書として処理した。